2009年2月アーカイブ


バイオグラフィーの勉強会で、もう一つ興味深いことを教えてもらいました。

「ミラーリング」と言って、ある年代に起こったできごとが、ある年代になるとまた現れるのだそうです。

0歳→42歳
   ・
   ・
7歳→35歳
   ・
   ・
14歳→28歳


ちょうど21歳を境に、人生をパタンと折りたたんでしまったような感じです。
(実は42歳以降もミラーリングは続くのですが・・・)

でも別に、7歳の時に大病したからといって35歳にも大病を患うということではなくて、何らかの形でまた現れるということだそうです。

そこで、私たちがしたワークショップが・・・

画用紙に大きなVを描き、左上に0歳。 右上に42歳。 そしてVの一番下に21歳を書き込み、
自分たちの人生に起きたことを左側に、その時感じていた感情を右側に書き出してみました。

そうすると、対応している出来事とかが分かるんだそうです。


そこで、みんな机に向ってモクモクと自分の人生に起こった出来事を書き出していったのですが・・・

全然覚えていない・・・!(><)
時間がなかったってのもあるけど、小学生以前のとこが真っ白・・・!


断片的な記憶はあるけど、それがいつのことやらサーッパリ思い出せない。


でも一つだけ。なるほど!と思ったこと!

実は最近、やたらと犬が気になっています。

「人を癒すペットたちは本当に癒されているのか」というパンフレットをもらったのがきっかけなのですが、野良犬や飼いきれなくなった犬たちが保健所で殺処分をうけてることにひどく興味がいくようになりました。

前から気になっていた問題なのですが、最近特に。。。

そしたら、28歳の今と対応する14歳の頃の夢が「盲導犬の訓練士」になることだったのを思い出しました。

形は違うけれども、犬つながり。

ミラーリングなのですかね。。。?


勉強会が終わったあと、参加された方が

「いや~自分の人生なんて振り返ることなんてなかったし、まして他人に語るなんてなかったからおもしろかったわ!」と言っていました。

確かに自分の人生をコツコツ年表にするなんてあんまりないし(笑)

他人に話すことで、セラピー効果もあったりして☆

こうやって何かの機会に、自分の人生を振り返って形にしてみるっていいかもしれません☆



暖かくなってきたと思ったら、いらん花粉症も全開の季節となりました。

花粉症の私は、鼻水と目のかゆみに必至に耐えてます。

そして追い打ちをかけるように、朝から鼻血がとまりません(´Λ`;)

明らかに鼻のかみすぎと、乾燥が原因です(涙)


さてさて、そんな花粉にも負けず、2月15日(日)の勉強会には10名もの人が参加してくれました!
(この日も花粉全開やったね・・・!)

参加者は20代から60代まで。

リラックスして始めるために、まずは「Tristeza」というブラジルで有名なサンバを歌うことから勉強会はスタートしました。

なんかこう書くとすごそうに聞こえるけど(^^;)

勉強会の始まりに、ジャカジャカ、サンバ。 さすが。 なんでもあり。みたいな。

いやいや、サンバはサンバでも「Tristeza」はゆっくりとしたサンバです。

たぶん、誰もが一度は聞いたことあるくらい有名な曲です。

前代未門のジェスチャー付きのサンバを歌い終わって、完全にリラックスした中、勉強会は始まりました☆


12月から始まった「バイオグラフィー勉強会」ですが、小さいものも入れると、今回で3回目。このバイオグラフィーはルドルフ・シュタイナーという人が始めた人智学に基づいたもので、彼独特の哲学によって構成されています。

シュタイナーによるバイオグラフィーを簡単に説明すると・・・

人生は7年周期で廻っており、個々の周期で違った発達や成長をする

例えば、0~7歳は「善」倫理観を学ぶ
7~14歳は「美」美的感覚の基礎を養う
14~21歳は「真」真理への感覚と健全な批判精神を養う
21歳~28歳はあらゆることを体験したい、理想主義のかたまり、社会への怒りのエネルギーを使う
28歳~35歳は・・・(省略)

という感じで、続いていきます。
なんと、シュタイナーに言わせると、人が完全な大人になるのは42歳(!)だそうです。
なんか、そう考えるとまだまだですね~・・・

バイオグラフィーを勉強していると、あまりに人生が長過ぎて、気が遠くなるときがあります(^^;)

創造性を学んでいくのは、なんと49歳から!
創造性ないな~なんて、今悩む必要もないかも!



勉強会では、そんな人生の流れを勉強しつつ、ある年代に焦点をあて、絵を描いたり、グループになって話し合ったりもします。

日曜日は、14~21歳に焦点をあて、その期間に出会った「自分の本質をついた言葉」を言われた、また自ら発した瞬間の絵を描き、グループで話し合いました。

真実を探し求める、理想の芽が出てくる時期だけに、参加者から出てきたのは
自分の夢を叶えるために後押ししてくれた言葉や
自分の存在意味を表した言葉、
ライフテーマに出会うきっかけをくれた言葉などがありました。


バイオグラフィーを勉強するって、基本的には自分の人生を振り返ってみることなのですが、講師の先生曰く、「自分を知ることは他人を知ること」だそうです。

このワークショップだけでも、その人がどういう人生を今まで歩んできたのかということが、本当に一端ですが、感じることができます。

雑踏の中ですれ違えば、ただの他人。でも、こうやってその人を知った瞬間、その人が自分の中でとても大きくなる気がします。たとえ、どうしても嫌いな人でも、その人を知れば少しは好きになるかもしれないって思わされます。

2009年7月

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