4月11日に横浜でバイオグラフィー勉強会が開かれました。
当日は、モンチアズールでのボランティア経験者、またボランティアに挑戦しようと考えている人も集まりました。そのことで、つながりができ、情報交換ができ、非常に有意義だったと思います。
それでは勉強会の内容を。
まず、はじめに、たくさんの種類のポストカードから自分の直感を頼りに1枚を選びます。そして2人でペアを組み、そのポストカードを選んだ理由をペアの相手にゆっくり話していきます。
次に、全員が輪になり1人1人のポストカードを選んだ理由を、自己紹介がてら話していきました。
当たり前ですが、ポストカードを選ぶ理由は人それぞれです。カードから自分の今の気持ちを連想する人、性格を連想する人、未来を連想する人。他人の選んだ理由を聞くのは、非常に興味深かったです。
それが終わると、今度は絵を描いていきます
突然ですが、自分の一番最初の記憶ってみなさん覚えていますか?いつごろで、どんな記憶ですか。あるようでないような人が大半ではないでしょうか。
僕の最初の記憶は3、4歳の頃です。弟をお風呂に入れる母親を、1人で泣きながら待っている記憶があります。
ここでは、そんな記憶を頼りにしながら、自分が幼少期に遊んでいた一番古い記憶を絵にしていきます。
相変わらず絵を書くのは下手くそだなーと思いながら、何年ぶりかに使うクレヨンで書きすすめていきます。
そして、3人でグループになり、自分が書いた絵をもとに、そのとき何を思っていたか、何を考えていたか、どんな子供だったのか、今の自分とのつながりは何かを話していきます。
僕の場合は、プラレールという電車のおもちゃで遊んでいる絵を描きました。僕は、グループで話しているうちに、
一人で黙々と何かに没頭するのが好きだったなぁ...
母親がいないとすぐに不安になり、泣いてしまう...
人見知りが激しかった...
小学校1年のときは不登校になった...
そうやって、遊んでいたときの絵を頼りに話していくと、幼少期の記憶が少しずつよみがえってきました。「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、このときの記憶を掘り下げていくと、ぼんやりですが今の自分を形作る要素が見えてきます。
それは、突き詰めていくと光の部分であり、影の部分であり、認めたい部分であり、認めたくない部分なのかもしれない...
自分を振り返っていくのは、面白いですが、同時に怖いものでもあるような気がしたのは僕だけでしょうか。
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