昨日8月4日の11時45分ごろの話です。
前の記事に書きましたように、私はエビーニャとの出張講演にむ
けて、プレゼン資料の作成を超マッハな速さで終わらせようとし
ているところでした。すると、
「お店と図書館を全て閉めて!!いま銃を持った警察が入ってき
たわよ。」
と硬い表情をして言いながら、ファベーラ・モンチアズールの図
書館で働いている女の職員が慌てて私がいたお店に入ってきまし
た。
他のファベーラに住む職員の方々も家に電話をかけて、家族に絶
対外には出ないように伝えていました。
また来てしまったのかと私は思い、お店の中から外の様子を伺っ
ていました。警察の数は前回より少なかったようで、私は直接警
察を見ませんでしたが、ファベーラの入り口にはパトカーが並ん
でいるのが見えました。
12時ちょうどの昼食の時間が少し過ぎた頃に、辺りの緊張感は落
ち着き、私は何事もなくファベーラから出ました。
あとで職員の方に話を聞いたところ、今回は摘発や捜査ではなく
、警察がモンチアズール・コミュニティ協会の代表者に話を聞き
に来ただけとのこと。おそらく前回の事件で、協会側も共用して
いる倉庫から麻薬等が見つかったことについて調べにきたのだと
いう。
今回は大きな騒ぎにはなりませんでしたが、現地スタッフ、ボラ
ンティア共に注意して活動します。
20090805
TOSHI
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