新手のお笑いコンビか?!
早すぎるハロウィンか?!
いえいえ、マルチカルチャーキャンプ2009が今年も開催されました!!
この強烈すぎる顔は、小さな画伯達による「平和の絵を描こう!」プロジェクトで見事キャンバスという大役を果たした二人の雄姿なのです。。。
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9月21~23日にかけて、神奈川県足柄山にてCRI恒例のマルチカルチャーキャンプが開かれました。
集まった人々、約150人。
「日本に住む、外国にルーツを持った子ども(若者)と日本の子供(若者)が触れ合い、遊び、お互いを分かり合える機会を作れたら」という思いで始まったこのキャンプは8回目を迎え、今回も、日本やブラジル、アメリカ、ドイツ、南アフリカ、アメリカ・・・などなど様々な国にルーツを持った人々が集まりました。
初日 : 少しソワソワ気味の大人に対して、子供たちは元気いっぱい☆
「ねぇ、名前は?」
「ねぇ、何人?」
「日本人だよ~」と答えると、「ふ~ん・・・ね!遊ぼ!」
国籍も年齢も関係なく、みんな笑って、遊んで、食べて!
周りを自然に囲まれた最高に気持ちのいい場所で、最高に楽しいことをする!幸せすぎる3日間でした。
二日目はこのキャンプの目玉プロジェクトである「ピカソプロジェクト」を行いました。
ビニールで覆われた部屋の中で、縦3m×横7mの真白な布地に子どもたちが平和の絵を描くというこのプロジェクト。
武蔵野美大や東海大の学生が苦労して用意をしてくれ、子供たちは大きな大きなキャンバスに思い出の絵を心を込めて描きました・・・
・・・最初の10分だけ(笑)
キャンバスに絵を描くスペースがなくなると・・・
「絶対に、床や壁には描いてはいけません!」という厳しい掟の下、子どもたちが目をつけたのは、なんと自分の体・・・!
足をピンクに、腕を青に。
「あれ?素敵なレギンス履いてるね!」
と思えば、星柄のボディペイント(笑)
その場にいた大人もきっちり巻き込まれ、ヒゲや腕時計を描き込まれた人、顔じゅう塗りたくられた人、ぼーっとしてると、後ろから「てぃやーっ!!!」と小さなサムライの刷毛切りを背中にくらいます。
最後は、「誰?」と聞かないと分からないほど大変身をとげた子も。。。
肝心のキャンバスはというと、緑色の抽象画へとその姿を変えたのですが、乾いたのち、ある一人の女の子が、自分の故郷への思いを込めて、白のペイントでとても美しく仕上げてくれました。
彼女は来日して間もなく、日本語もあまり話せず、周りの子供たちとコミュニケーションをとるのも難しそうでしたが、この絵に集中しているときの彼女の瞳はとても美しく、彼女が描く太陽や星の絵からは、彼女の故郷に対する温かな想いが伝わってきました。
この他に、ビオダンサやバーベキュー、ハイキングなど様々なプログラムを行い、マルチカルチャーキャンプは幕を閉じました。
私はこんなに大人数なキャンプに参加するのは初めてだったのですが、本当に楽しかった!
いろんな人と話をし、いろんな人から元気をもらい、いろんな人の悩みに触れました。
たったの3日間でしたが、大勢の人と仲良くなり、最後はブラジル式にハグでみんなと別れました。
そのハグが心地よすぎたのか、翌日になってもその癖がぬけず、思わず仕事場でハグをしてしまい、変な顔をされてしまったのは、このキャンプがいかに楽しかったかという証明にもなりますよね・・・
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