「きらきら」笑って暮らす「きっかけ」を提供します。

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10月中旬にカナダから一人の若者が到着しました。
三井俊介くんは1ヵ月という限られた時間で、彼がサッカーを通して挑戦
したいことに励んでいます。

彼が記事を書いてくれたので以下に掲載します。


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こんにちは!!WorldFut共同代表の三井俊介です。私は大学2年生を終了後、
1年間大学を休学し、半年間カナダで語学とビジネスについて学び、その後
ブラジルに1か月滞在し、3か月南米を一人旅し、日本に帰国します。


WorldFutとは日本の学生団体(2010年、NPO化予定。2015年にはNPOを残
しつつ、収益の出る部分のみ株式会社設立予定。)で、2008年6月7日に設立
されました。ミッションスティトメントとして、

"To create a world filled with smiles and happiness, WorldFut inspires all
partners and brightens their lives ̶ through football."

「幸せと笑顔で溢れる世界を作るために、WorldFutは全ての人々に『きらき
ら』笑って暮らす『きっかけ』を提供する。」というものを掲げています。
主な活動として、チャリティーサッカーマッチなどのイベントを通しての啓
蒙活動を行い、そのイベントの収益で国際協力を行っています。大会には、
毎回異なった社会問題をテーマに置き、参加者に考えてもらうことを行って
います。日本では、すでに第4回大会まで開催しており、述べ約1000名の方
が参加してくださいました。


また2009年8月21日には、私が滞在していたカナダで、WorldFut史上初の海
外チャリティーサッカーマッチを開催し、80名の方に参加していただきまし
た。
カナダでは、韓国人の参加者が将来一緒に働きたいとまで言ってもらうこと
ができ、大成功を収めました。そしてその友達を中心にカナダ支部というも
のも誕生し、現在は日本、カナダの2カ国で活動を展開中です。

詳しくはホームページ等をご覧ください。
公式HP
http://worldfut.web.fc2.com/
Facebook page
http://www.facebook.com/home.php#/pages/WorldFut/111636073833?ref=mf

そしてカナダでの活動を終え、ここ、ブラジルに10月11日に到着しました。
ここではモンチアズールさんの協力のもと、あるプロジェクトを行おうとし
ています。

「WorldFutブラジルプロジェクト第1弾 」

10月11日から11月14日、1ヶ月の間で現状を把握し、問題を探り、それの解
決にむけてのアプローチを、イベントを通して行なうという新たなるチャレ
ンジ。

そして、この2週間で感じたブラジルでの大きな問題の一つ。それは経済格差。
国民の10%の最高所得者が、この国の富の約50%を占め、
国民の10%の最低所得者が、この国の富の約2.4%しか所有していない。
ホームレスの方がサンパウロ市内だけで4万人。1日1ドル以下の生活者は国民
の30%強。そんな中、中所得者以上の方はパソコンやTVゲームなどの娯楽商
品はもちろん、家も日本の一般家庭よりも大きい。
また、この都市では車が主な移動手段。中所得者以上の方は車を所有しており、
毎日大渋滞。しかし、高所得者の方々は渋滞には巻き込まれない。なぜならば、
彼らはヘリコプターで移動を行なうからだ。世界第2位のヘリコプター所有数
なのはこの理由だ。ヘリコプター1台6億円。それを買ってしまうのだ。

そして中所得者以上の方は、貧困者へのアプローチというのは政府の仕事だと
考えている傾向がある。そして彼らは慈善活動のようなことを行う時間もそん
なにない、という。 しかし、サッカーは大好きで仕事後に行なうのだ。

経済格差を解消する上で大事になってくるのが、
「お金があるところから、お金がないところへと、お金が流れていくシステム」
だと考えます。


そこで!!
11月6日(金)にまず、中所得者以上を対象にチャリティーサッカーマッチを
開催します!テーマは「経済格差」。そこからサッカーをするだけで、あな
たでもできることがあるよっていうところを伝えられたらなと思います。

そしてその大会で得た収益を使用し11月7日、モンチアズールでサッカークラ
ブ(少年団のようなもの)を開校します。


この貧困街で、子供たちはボロボロのボールだけれども、サッカーを楽しんで
います。そこで大会を開いても、彼らにとって新鮮味もないし、特別なもので
もないと考えました。一方で、彼らはサッカーを学ぶ場もお金もないという事
実も分かりました。そこで中所得者以上の方々をターゲットに大会を開催し、
そこで出た収益でコーンやビブスなどのサッカー用品を購入し、サッカークラ
ブ運営費に充てようと考えました。ここから将来プロ選手が生まれるのが夢で
す!

このクラブ運営のために、カナダに引き続き、ここブラジルでもWorldFut支部
を作ります。
そしてこのシステムが続いていくような体制を構築します。

自分一人では、このようなプロジェクトを1か月で実行することは全くの不可
能です。しかしモンチアズールの現地スタッフさんの協力。また自分のブラジ
ル人の友達の協力のおかげでなんとか、このプロジェクトも形になりそうです。
本当にありがとうございます!
その期待にこたえられるようにがんばります!


「自分にできることは小さなことばかり、
でも、世界は小さなことから変わる」

ブラジルでの様子や南米一人旅の事をブログにアップしていきます!

「生まれゆく光の中で」
http://ameblo.jp/pennta12/

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20091103
TOSHI

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このページは、としのりくんが2009年11月 4日 01:05に書いたブログ記事です。

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