今年度CRIは、モンチアズールでのプロジェクト活動として、保育園建設事業と並
行して、教育者、保護者に対する教育に関する啓発活動を実施しています。
その教育に関する啓発活動ですが、先月21日(土)、モンチアズールと協同して
*Alianca pela Infancia「子ども時代のためのアライアンス」主催の教育キャンペー
ンをサンパウロ市内の教育者を対象に実施しました。
内容は、1時間半の講演と、その後教育者同士のディスカッションです。テーマは
「子どもとテクノロジー」。テクノロジー(テレビやパソコン、テレビゲームなど現代の
科学技術の発展)が子どもにどのような影響をもたらすのかということが、主な内
容です。
目標100名の参加者招待を企画していた今回のキャンペーンですが、当日来られ
たのはたったの30数名。目標の3分の1でした。
最大の原因は、日程設定が悪かったこと。この日の前日は祝日とあって、3連休の
真ん中でした。一緒に企画していた職員がそれに気づいたときにはもう日程を変
えることはできず、やはり当日に参加者が集まりませんでした。
しかし、僕はその祝日のことを前々から知っていました。僕は企画している職員は
もちろん知っていると思っていました。あえてこの日を選んでいるんだと思っていま
した。完全なコミュニケーション不足でした。
ときどき、現地の職員と仕事をしていて思いますが、彼らは本当にこのような社会
福祉活動をして、現地の人たちの生活をよくしようとか、社会における問題を解決
しようとか本気で考えて取り組んでいるのでしょうか。
今回のキャンペーンも郵便貯金・簡易生命保険管理機構の国際ボランティア貯金
からの支援を受けて実施しましたが、本当にこの支援を最大限に活用しようと考え
ているのでしょか。ときどき疑問に感じることもあります。
みなさんはどう思いますか。
*Alianca pela Infancia「子ども時代のためのアライアンス」とは?
http://www.aliancapelainfancia.org.br/japan/default.aspをご覧ください。
2009年12月7日
福井俊紀
憤るよね。
こっちの思いが大きいほど、ないがしろにされた気がしてしまうよね・・・
分かるよ。
日本式のやり方が通じないことが分かってても、ついそのやり方でやっちゃったり。
ブラジルで仕事するって、本当に難しいって思う!(><)
でも、モンチアズールはとても意識が高い人たちの集まりやし、意識を高めようと努力している組織であると思う。
こっちの思いは必ず通じるよ。 Vai dar certo!