ブラジルではクリスマスシーズンになると友達や職場仲間と「amigo secreto
(秘密の友達)」というパーティーをする。
パーティーに参加する各自が前もってクジをひき、みんなにわからないように
相方を決める。その相方に対してのクリスマスプレゼントを用意し、パーティー
の日に手渡すというものだ。日本でいうプレゼント交換というとこかな。
そして、昨日は仕事後に普段私の働いているファベーラの事務所の隣にある
モンチアズールコミュニティー協会が運営している図書館で「amigo da onca」
というパーティーがあった。
amigoは友達という意味でoncaは動物のヒョウという意味と非常に憎い人
という意味もある。
最初このパーティーに誘われたときは、何のパーティーかわからなかった。
でも、その日は特に何もないし、よくわからないけど参加することにした。
そして後日、詳しく説明してもらったパーティーの内容はこうだ。
「amigo da onca」は「amigo secreto」と要領は同じで、クジで相方を事前に
決める。もちろんその相方は誰にも知らせてはいけない。そして、パーティー
までにその相方がすごく喜ぶプレゼントを1つ(15レアル:750円くらいのもの)
と、相方が悲鳴をあげて嫌がるようなプレゼントを1つ(価格設定なし)で用意
し、パーティーの日にみんなの前で順番に手渡ししていく。
普通のプレゼントは難なく用意できたが、相方の嫌がるプレゼントは当日まで
悩んだ。参加する職員のみんなも仕事中どこかそわそわしていた。
そしていよいよパーティー。普段は子どもや地域住民が使用する図書館を締め
切って鍵まで閉めて、ワクワクする雰囲気の中パーティーが始まった。
さぁ、誰から始めるとなったとき、「じゃあ私がトップバッターね!」と
勢いよく普段はアルコールやドラッグ中毒で悩む患者のための
医療施設で働くドルバリーナとういうおばちゃんが手を上げた。
2つのプレゼントを渡し終えたが特に普通のプレゼントじゃんと思っていると
さらにもう一つプレゼントが用意されていた。
それがこの下着。
悲鳴をあげて嫌がるどころか、雄叫びをあげて喜んでいました。
その後も下着が連発。ほんとブラジル人は好きですねー。というか本能的。。。
とてもブログにはアップできないような下着もありました。
みなさんにお見せできないのが非常に残念です。
でもこのネタは何回やってもウケる。みんな毎回大爆笑。
という感じで、
ほんとブラジル人はこうやって楽しむのが大好き。そして楽しむのが上手い。
僕も「amigo da onca」を日本に持ち帰ろう。
20091216
ふくいとしのり
コメントする