1週間のセアラ滞在を終えて次に向かう先はバイーア州の州都サルバドール。
地図で見るとサルバドールはちょうどブラジルの真ん中の高さの右端海岸部分
に位置します。
サルバドールの空港に到着して空港のインフォメーションカウンターでざっと
地域の交通情報などを調べてから、中心街に向かうためバス停でバスを待って
いた。どこか時間の流れが遅くなったかのようで、バスも全く来る気配がない。
バス停の横の売店から漂う食べ物の臭いは、バイーア地方の郷土料理アカラジェ
だった。バスを待っている時間潰しにとでも思って、1つだけ食べた。
なかなかおいしい。
ようやくバスが来て、中心街へ向かうバスは海外通りをゆっくりと走り、僕は
地図を見ながら自分が今バスで走っている道を目で追っていった。海岸通りを
観光客でにぎわっているあたりでバスから降り、宿を適当に探して回った。
5,6軒回ったところで宿を決め、大きなバックパックの荷物を置いたら海岸通りを
歩いてみることにした。夕日が沈むのをぼーっと見るのが好きな僕は、チェックインを
すばやく済ませたかったが、思った以上に時間がかかり、もうすでに夕日は暮れて
しまっていた。だが、その薄暗い空の下、海岸にいる人々はそんなことお構いなしに
水浴びをしていた。
次の日、僕達は昨日見た海岸と同じように朝から海岸で寝っころがっていた。
いろんなとこを観光したいけど、こうやってビーチで放心しているのもいいな。
これがブラジルのフェィリアス(休暇)。
20100211
としのり
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