モンチアズール保育園建設プロジェクトの最近のブログ記事
モンチ・アズール、託児所建設プロジェクト現地スタッフの福井俊紀です。
プロジェクトが終わり日本に帰国して早1ヵ月が過ぎました。毎日のように
ブラジルでのできごとを思い返しています。
その間、ブラジルでの活動報告会を3度に渡って行いました。
まず4月8日、私が在学する大学で、主にゼミ生と国際協力に興味のある学生に
対して、1時間半ほどの報告会とさせてもらいました。参加者は多くて20名を
目標としていたのですが、偶然にも同じ時間に国際協力に関する授業をしていた
先生が配慮してくれて、その授業の受講生を私たちの報告会に向かわせてくだ
さいました。すると、参加者は50名以上となり、私は大学教授にでもなったか
のような気分で活動報告をすることができました。
http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_com/news/2010/04/4848.html
同じくモンチ・アズールで日本人ボランティアとして1年間滞在していた下向井くんも
彼の活動成果を発表しました。
最後はブラジル流の挨拶でみんなとお別れ。
20100428
ふくいとしのり
皆様、ご無沙汰しております。CRIスタッフの福井俊紀です。
昨年4月より、サンパウロのファベーラ、モンチ・アズールにて
託児所建設プロジェクトの現地スタッフとして約11ヵ月間に
渡り現地モンチ・アズールで活動させていただきました。
本プロジェクトも終わりを迎え、今月初めに無事竣工式を行い、
昨日日本に帰国しました。
自分自身、現地での活動に満足しているとは決して言えませんが、
現地でご協力していただいた方々や日本から応援してくださった
皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今後、プロジェクト活動のまとめ作業や報告会は、日本にて最後
までやり遂げます。
ひとまず、無事に帰国したことの連絡とさせていただきます。
また、プロジェクト活動報告や現地の様子はブログにてお知らせ
いたします。
それでは、今後とも宜しくお願い致します。
2010年3月21日
CRIスタッフ 福井俊紀
昨年4月から実施してきましたブラジル、サンパウロモンチアズールでの
託児所建設が無事に竣工を迎えます。
今週は月曜日から6日間にかけて竣工式典を行ってきました。日本からの
学生グループやCRIスタッフ、そして現地日本人ボランティアを合わせて
総勢20名以上の日本人がここモンチアズールにて盛り上がっています。
焼きそばは3回、600人前も焼きました。
かぐや姫の劇の公演も3回しました。
そして今日は最終日。完成した建物のあるファベーラで竣工式典祭が
行われます。カレーに流しそうめん、羽子板大会などを通して現地住民の
方々と今回のプロジェクト完結を祝います。
今回のプロジェクトにご協力していただいた皆様、日本から見守ってくださった
皆様、本当にありがとうございました。本日の式典祭、一同精一杯頑張ります。
2010年3月6日
福井俊紀
CRIのブログを見ていただいている皆さん、お久しぶりです。
新年明けましておめでとうございます。年末年始の休暇を利用してブラジル国内を旅していました。先週から仕事に復帰しまして、毎日仲間と活動に励んでおります。というわけで今年も宜しくお願い致します。
さて、プロジェクトはいよいよ大詰めです!!約2週間の休暇が明けて仕事に戻った僕の心境はというと、少し不安な気持ちでいました。年度末は建設工期の遅れが問題になっており、なんとかしてプロジェクト期間内に終わらせることをモンチアズール側と話していました。
そして、今年初めて現場を見に行くと、たくさんの職人さんが現場で作業していました。職人の数は軽く昨年の2倍に増えています。現場での作業は朝7時から始まり、9時にみんなで朝食をとるのですが、そのときに数えると16人はいました。その職人全体をまとめるリーダーがいて、ちゃんとチームとして統括されています。
僕も2人のモンチアズール外国人ボランティアと一緒に午前中は現場作業を手伝い、汗を流しています。やっと現場の職人さんたちともコミュニケーションを取れるようになってきたのもホントのところです。来週からは日本人ボランティア1人も手伝うと言ってくれて、更に勢いがつきそうです。あまりに勢いがいいのか、先日は仕事中にファベーラの住民の引越しを手伝ってくれと言われました。自分より背の高いタンスを一人で運んだりして、さすがにその日はクタクタでした。
いろんな人が今回のプロジェクトを手伝ってくれています。そうやって助け合い、人と人とのつながりを感じることができるのが、このような活動のやりがいだと感じる日々を送らせてもらっています。
20100123
ふくいとしのり
今年度CRIは、モンチアズールでのプロジェクト活動として、保育園建設事業と並
行して、教育者、保護者に対する教育に関する啓発活動を実施しています。
その教育に関する啓発活動ですが、先月21日(土)、モンチアズールと協同して
*Alianca pela Infancia「子ども時代のためのアライアンス」主催の教育キャンペー
ンをサンパウロ市内の教育者を対象に実施しました。
内容は、1時間半の講演と、その後教育者同士のディスカッションです。テーマは
「子どもとテクノロジー」。テクノロジー(テレビやパソコン、テレビゲームなど現代の
科学技術の発展)が子どもにどのような影響をもたらすのかということが、主な内
容です。
目標100名の参加者招待を企画していた今回のキャンペーンですが、当日来られ
たのはたったの30数名。目標の3分の1でした。
最大の原因は、日程設定が悪かったこと。この日の前日は祝日とあって、3連休の
真ん中でした。一緒に企画していた職員がそれに気づいたときにはもう日程を変
えることはできず、やはり当日に参加者が集まりませんでした。
しかし、僕はその祝日のことを前々から知っていました。僕は企画している職員は
もちろん知っていると思っていました。あえてこの日を選んでいるんだと思っていま
した。完全なコミュニケーション不足でした。
ときどき、現地の職員と仕事をしていて思いますが、彼らは本当にこのような社会
福祉活動をして、現地の人たちの生活をよくしようとか、社会における問題を解決
しようとか本気で考えて取り組んでいるのでしょうか。
今回のキャンペーンも郵便貯金・簡易生命保険管理機構の国際ボランティア貯金
からの支援を受けて実施しましたが、本当にこの支援を最大限に活用しようと考え
ているのでしょか。ときどき疑問に感じることもあります。
みなさんはどう思いますか。
*Alianca pela Infancia「子ども時代のためのアライアンス」とは?
http://www.aliancapelainfancia.org.br/japan/default.aspをご覧ください。
2009年12月7日
福井俊紀
先週4日(水)と昨日12日(木)に、第1回子育て支援向上講座を
モンチアズール・コミュニティ協会が支援するの地域住民
に対して行いました。
第1回目の講座は、人形作りワークショップです。
子どもの想像上の遊び相手の役目となる人形をお母さんたち
の手で作り、その必要性を学ぶというものです。
講座は参加者全員が輪になって遊ぶアイスブレーキングで開始し、
参加者のお母さん同士のコミュニケーションを促す。
写真左が今回の講座についてレクチャーするセリアさん。
写真中央が人形作りの先生エリゼッチさん。
写真右はアイスブレーキングの指揮を執ってくれた文化
教室の先生ニュートンさん。
作業するお母さんたち。こういった講座に参加することでお母さ
ん同士がお互いの関心事や悩みを話す機会となったことも今回の
講座の大きな成果です。
日本から来られていたエリゼッチのお友達クミさんも人形作りの
アシスタントとして協力してくださいました。
尚、今回の講座は、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構
から国際ボランティア貯金寄付金を配分していただき実施しており
ます。
20091114
福井俊紀
保育園建設は、1階と2階部分の壁をつなげる骨組み部分のコンク
リート流しが終わったところです。
タンクローリーとポンプ車をつないで、そのポンプ車からすごく
頑丈で太いコンクリート用のホースをひいて、コンクリートを流
します。
この作業がなかなか大変で、ホース内にコンクリートがつまった
りなど、いつも問題が連発します。
でも、大変な作業だけに、現場の職人たちはいつも以上に声をか
け合って頑張ってくれました。
私事ですが、昨日10年ぶりくらいに歯科医に行きました。モンチ
アズールコミュニティ協会が運営するファベーラ(スラム街)内
の診療所の中の歯科医です。
診てもらった歯科医の方が非常に愛想のよく、ユニークな方だっ
たのでなんだか心が温まりました。
20091002
TOSHI
昨日はJICAが実施している教師海外研修プログラムの一環として
、モンチアズールの紹介とそこでのCRIのプロジェクト活動につ
いて、プレゼンテーションを行ってきました。
このプログラムはJICAが毎年企画しているもので、日本の学校の
教師の方々が海外の国々で約2週間にわたり研修を行うというも
のです。
今年度もそのプログラムの中にモンチアズール訪問というものが
あったのですが、現在のモンチアズールの治安を考慮して、今年
度は私たちが出張講演という形でJICAサンパウロ事務所に招いて
いただくことになりました。
モンチアズールの紹介をするため、私と同行したのは、モンチア
ズールの主要職員であり、昨夏に日本で講演旅行を行った経験の
あるモンチアズールの「エビちゃん」ことエビーニャさん。
エビーニャさんの語りが終わると、参加された先生方との質疑応
答が時間の許す限り続きました。
後でエビーニャさんに感想を聞くと「モンチアズールの話をする
とたまに退屈そうに聞く人もいるのよねぇ。でも、日本の先生は
とても興味深そうに話を聞いてくれたわ。でも、1時間しか時間
がなかったのは残念。だってこのモンチアズールの30年はすごく
たくさんのことがあったのよ。」とモンチアズールで育ち、今に
至る彼女らしいコメントでした。
20090805
TOSHI
先週の話ですが、6月20日(土)に「Alianca pela Infancia」と
モンチアズール協会と共催しての教育フォーラムが行われました。
このフォーラムは、CRIが今年度、保育園建設プロジェクトと
並行して行う事業として、郵便貯金・簡易生命保険機構から
国際ボランティア貯金寄付金を配分していただいて実施しています。
今年度に3回行う教育キャンペーンの1回目は、優秀な教育者に
約3時間の講演をしていただくという形になりました。
講演のテーマは、「子どもたちの孤独の声」と題して、現代の子ども
たちはどのような孤独を感じているのか、そしてその孤独は子どもに
とって決して悪いものばかりではないということを話されていました。
例えば、子どもが教室の隅で一人人形遊びをしているとします。この
状況で、子どもは寂しさを感じているとは限らず、その子にとって
一人でいることが大切なリズムなのかもしれません。
こういった子どもの様子を教育者や親はよく理解し、子どもの良い
孤独を妨げないように心がけ、悪い孤独から守ってあげなければ
なりません。
そのためには、一体どんな方法があるのでしょうか。
20090629
TOSHI
今まさにブラジルは冬に突入しています。
ブラジルといえば暖かいイメージをお持ちの方が多いと思います
が、私が活動しているサンパウロの冬はとっても寒いんです。
そんな近頃ですが、ブラジルらしい温まるお話を聞きました。
保育園の建設作業をお願いする建設職人のリーダー、ジョゼさん
はこの寒さからかれこれ25年ほど前のことをを思い出したようで
す。
彼は約25年ほど前に、暖かいブラジルの北東部から職を求めてサ
ンパウロにやってきました。都市部のファベーラに住むほとんど
の人はそういった過去があります。
「俺がここサンパウロに到着したときもとっても寒かったよ。だ
って俺は家もなかったから、建設現場で寝泊りしてたんだ。する
と夜になるとすごく寒いんだ。寒すぎて動けなかったよ。手も足
も感覚がなくなってさ。手を何とか動かすために、おしっこを自
分の手にかけて温めたこともあったよ。」
今度は、モンチアズールの図書館で、
「トシノリ兄さん、obrigadoって日本語でなんて言うの?」
「アリガトウ、だよ。」
「じゃあ、vermeは?」
「vermeってなに?」
「ほら、あれだよ。甘いものをすごく欲しがる虫。」
「アリのこと?」
「違うよ、お腹が空くとけんかする虫だよ。」
さて、なぜお腹が空くとお腹が鳴るんでしょうね。。。
20090612
TOSHI
先々週からプロジェクトの実地作業が始まっています。
まず、今回建設する場所にある老朽化がひどく、すでに子どもの受け入れを見合わせている保育園の取り壊し作業です。モンチアズールコミュニティー協会のメンテナンス部門で働く職員の方々に取り壊し作業をお願いしています。
その中の一人、ブルーノさんはいつも気合い十分で仕事に励んでいます。
「今日は朝7時から仕事を始めたぞ!今日はここからあそこまでやって、明日は・・・。」「今自分の新しい家を建ててるのさ。だから週末はいつも建設作業してる。もしよかったら手伝いに来いよ。俺は働くことが大好きなんだ。」
20090602
TOSHI
みなさん。ブラジルの首都はどこだか知っていますか?
サンパウロ?リオデジャネイロ?と思い浮かぶ人も少なくないと思います。
実は、ブラジリアという都市がブラジルの首都なのです。ブラジリアは1960年から首都として機能しており、国会や大統領府、最高裁判所に各省庁、そして各国の大使館が集結しています。地理的には、ブラジルの内陸部に位置しており、ちょうどこの時期から乾季が始まり、当分の間一滴も雨が降らず、木々は完全に枯れてしまうそうです。
私は5月26日~29日まで、その首都であるブラジリアに行っていました。
ブラジリアに行った目的は、モンチアズール保育園建設プロジェクト実施にあたって日本大使館への挨拶です。
5月13日。
今日は、サンパウロ郊外にあるペケーノ・プリンシペ(日本語で星の王子様を意味する)という社会福祉団体を訪問した。目的は、今回の保育園建設でそこの保育園の設計を参考にするためと、建築資材が残っているというので、使えるものはないか調査するため。モンチ・アズールのメンテナンス担当者ルイスさんと今回のプロジェクトの設計者ネナスさんが同行してくれた。
ペケーノ・プリンシペの活動は1997年に始まり、周辺ファベーラに住む地域住民の自立援助を目的としている。大人に仕事の場を、子どもには居場所を提供し、モンチ・アズールと同様、シュタイナー教育も実践している。また、2006年には、モンチ・アズールで働く日本人ボランティアが日本祭りをした場所でもあり、モンチ・アズールの同志ともいえる。
そこは、いつも生活しているモンチ・アズール地区から車でたった40分ほど走った場所なのだが、一転して辺りは緑で埋め尽くされ、新鮮な空気が漂っていた。しかし、5年ほどここで働いていたルイスいわく、この地区は15年ほど前まで世界で一番強盗が多いといわれていたほど危険な場所だそうだ。
20090516
TOSHI
ファベーラ・モンチアズールでは、地域住民への連絡事項や話し合うべき議題ができれば、不定期で住民会議を行っています。そして、昨日の会議では、今回の保育園建設について連絡することになりました。
会議の招待状を地域の主要場所に貼り、住民に呼びかける。
写真は住民協会が運営している図書館の入り口。
会議は15時30分から。しかし、ちょうどその時刻に行っても誰もいない。5分ほどするとぼちぼち人が集まりだし、会議が始まったのは16時を回ってから。
議題は以下の6つ。
①保育園建設実施について
②文化的遊びワークショップ開始について
③市政府が進める都市化について
④ゴミと瓦礫問題について
⑤住民団結のための呼びかけ
⑥地域への配電について
およそ2時間にも及ぶ会議が終わると、外はすでに暗くなっていました。
20090510
TOSHI
ファベーラ・モンチアズールコミュニティー協会では、協会で働く職員のための食堂を運営しています。
僕も今日その食堂で美味しい昼食をとり、食堂を出ようとしたときのことです。
一緒に食事をとっていた女性の職員の方が「トシ、ちょっと待ちなさい!」と周りに聞こえないように言ってきました。何かと思うと、食堂の入り口から保育園で働いている女性が満面の笑みで白くて大きなケーキを持って入ってきました。
そして次の瞬間、手拍子と共に「パラベンスパラーボーセー(happy birthday to you)・・・♪」
今日はモンチアズールに住むマリアさんの誕生日だったのです。
<
ブラジル人はサプライズ企画が大好き。こうやって人を喜ばせて、自分たちも喜ぶ。
マリアさんは今日で70歳。彼女は、コミュニティー協会の職員ではありませんが、食堂で使うナプキンなどの洗濯のお手伝いをしている方です。いつも食堂に顔を出しに来ては、職員たちと雑談している姿がとても楽しそうです。
20080508
TOSHI
はじめまして。
現在モンチアズールでボランティアをしている福田太志と申します。
日本はいまGW真っ只中ですね。こっちブラジルもここ3週間近くずっと週末3連休、4連休が続いてなんだかボランティアしてるのか遊びに来たのか...。
でも、それも昨日でおしまい。
さて今日からがんばるぞと思いきや月曜日から早速寝坊...。
まだまだ体は連休モードを抜け出せてない模様。
みなさんもGW明けはくれぐれも気をつけてくださいね。
さてそんな最後の週末、ここサンパウロで大きいお祭りがあったのでちょっと紹介。
その名は'Virada Cultural'
viradaは回るとかひっくり返すとか方向を変えるとか、
culturalは文化の、文化的な、
という意味なので
つまり文化の転換。
いいものは残しつつしかし革新を!!
ブラジルのやる気を感じさせるこの祭り、
気合を入れて遊ばしてもらいました。
その祭りも今年で6回目だとか。
だから知ってる元ボランティアの子たちもいるかな?
その内容簡単に説明するとずばり!!!
なんだろう...。
イメージしてもらいましょう!!
東京駅前の丸ノ内のビル街で無料の富士ロックフェスティバル(が一番近いかな?)!!
ステージの数は24個+α。
土曜日の夕方6時から日曜の夕方6時まで24時間ぶっ続け。
メインのステージはやっぱり皇居前の広場だな。
出演アーティストは300を超える!!
おおとりはやっぱX-JAPANかな。
ん~、でも日本じゃやっぱ無理かな...。
でもここはブラジル。
サンパウロのセントロのど真ん中でやってしまいます!!
http://www.youtube.com/watch?v=y0KNZNEDzw0&feature=related
(百聞は一見にしかず!!
あのdeep purpleのjohn lordとサンパウロオーケストラのバンドがオープニングでした)
お~、すごい!!
と感動しまくりでしたが、でもここはやはりブラジル。
時間が経つにつれ酒やドラッグで酔っ払った若者たちが次第に制御不能になり始め、道路にはこれでもかというくらいのごみの山そして汚臭...。
そしてありえないくらいの人の数。
間違いなくこれもブラジルの一面でしょう。
そして我々もモンチアズールのスタッフや関係者等20人位で行動してたのですが...。
なんと!!!
はじめまして。
現在モンチアズールでボランティアをしている福田太志と申します。
日本はいまGW真っ只中ですね。こっちブラジルもここ3週間近くずっと週末3連休、4連休が続いてなんだかボランティアしてるのか遊びに来たのか...。
でも、それも昨日でおしまい。
さて今日からがんばるぞと思いきや月曜日から早速寝坊...。
まだまだ体は連休モードを抜け出せてない模様。
みなさんもGW明けはくれぐれも気をつけてくださいね。
さてそんな最後の週末、ここサンパウロで大きいお祭りがあったのでちょっと紹介。
その名は'Virada Cultural'
viradaは回るとかひっくり返すとか方向を変えるとか、
culturalは文化の、文化的な、
という意味なので
つまり文化の転換。
いいものは残しつつしかし革新を!!
ブラジルのやる気を感じさせるこの祭り、
気合を入れて遊ばしてもらいました。
その祭りも今年で6回目だとか。
だから知ってる元ボランティアの子たちもいるかな?
その内容簡単に説明するとずばり!!!
なんだろう...。
イメージしてもらいましょう!!
東京駅前の丸ノ内のビル街で無料の富士ロックフェスティバル(が一番近いかな?)!!
ステージの数は24個+α。
土曜日の夕方6時から日曜の夕方6時まで24時間ぶっ続け。
メインのステージはやっぱり皇居前の広場だな。
出演アーティストは300を超える!!
おおとりはやっぱX-JAPANかな。
ん~、でも日本じゃやっぱ無理かな...。
でもここはブラジル。
サンパウロのセントロのど真ん中でやってしまいます!!
http://www.youtube.com/watch?v=y0KNZNEDzw0&feature=related
(百聞は一見にしかず!!
あのdeep purpleのjohn lordとサンパウロオーケストラのバンドがオープニングでした)
お~、すごい!!
と感動しまくりでしたが、でもここはやはりブラジル。
時間が経つにつれ酒やドラッグで酔っ払った若者たちが次第に制御不能になり始め、道路にはこれでもかというくらいのごみの山そして汚臭...。
そしてありえないくらいの人の数。
間違いなくこれもブラジルの一面でしょう。
そして我々もモンチアズールのスタッフや関係者等20人位で行動してたのですが...。
なんと!!!
5月1日、メイデー。
ブラジルの家庭では休日に、親戚や友達呼んで、よく家の庭やガレージでシュハスコ(ブラジル式BBQ)をします。
シュハスコとは、肉やソーセージを買ってきて、塩で味付けして炭焼きします。しっかり焼いたら、切り分けてマンジョッカ(タロイモ)の粉をまぶしてご飯や豆料理と一緒に食べます。日本のようにいろんな野菜は焼かずに、肉だけを焼きます。(たまにチーズを焼いて食べるときもある。)
焼けてるかな~?
もう一つ日本のBBQと違うところは、火の起こし方です。木炭をコンロにガサッと置いて、底にアルコールをかけます。後は、火をつけたマッチをそこに掘り込むだけ。少し危険ですが、至って簡単。
P.S.今朝リンダウバ家の番犬が亡くなりました。
20090501
TOSHI
朝5時15分起床。リンダウバ家3階で朝食のバナナと牛乳をとっていると、下の階から「ズー...ズー...ズー」と音がする。いびきではない。リンダウバさんが電動の機械でオレンジを絞る音だ。こんな朝早くからリンダウバが家族の朝食を用意しているなんて。その音がすごく心に染みた。
今日、私は在サンパウロ日本国総領事館にモンチアズール保育園建設プロジェクト実施にあたっての挨拶に行くことになっていた。だが、家を出てバス停まで歩きながら、1つ不安なことがあった。領事館に出向くとなると、やはりスーツくらい着ていくのが常識なのか。しかし、その不安はバスに乗ると一気に吹き飛んだ。
昨日、4月24日(金)はモンチアズールで活動している外国人ボランティアの遠足がありました。遠足と言ったら子ども染みていると思われますが、この遠足はボランティア独自の発想で企画されたものです。ボランティアは月に2回、みんなで集まって話し合う時間を設けていますが、今回は、みんなでどこかへ出かけ、普段の会議だけでは分かり合えないものを求めようというものでした。
今回の目的地は水族館。しかし、外国人ボランティア委員であるモンチアズールの職員1名とボランティア10名が、いざ出かけるとなっても上手くはいきません。まず、集合時間が朝の8時半だったのですが、結局みんなが集まったのは9時前。バスを乗り継ぎなかなかたどり着かないと思っていたら、バスを乗り間違えていたようで、普通なら1時間で着くところが再びバスに揺られ約3時間。ようやく目的地に着いた頃にはもうお昼前でした。
気を取り直してブラジルで一番大きいといわれる水族館に期待を膨らませて入り、日本の水族館で見るのとはまた違った魚が水槽の中を泳いでいました。案内人が1人付いてくれて、私たちは案内されながら奥へ奥へと進んでいくと、
ブラジルに到着して6日目の朝です。
初めまして。今回、ブラジル・サンパウロ市郊外の貧民街「ファベーラ・モンチアズール」で保育園建設プロジェクトと教育者、保護者に対する教育に関する啓発活動の現地スタッフとして活動させてもらうことになった福井俊紀(ふくいとしのり)です。
私は、2007年4月~2008年3月にも、モンチアズールを初めとするブラジルの各地で活動しました。そして、大学の3回生を終えた今、再びブラジルに戻り、約1年間の活動を始めたところです。
このブログを通して、こちらからモンチアズールやプロジェクトの模様、そしてブラジルのエネルギーを発信していこうと思っているので、どうぞよろしくお願いします。
さて、私にとって1年ぶりのブラジルですが、みなさん変わっていません。
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