昨日、4月24日(金)はモンチアズールで活動している外国人ボランティアの遠足がありました。遠足と言ったら子ども染みていると思われますが、この遠足はボランティア独自の発想で企画されたものです。ボランティアは月に2回、みんなで集まって話し合う時間を設けていますが、今回は、みんなでどこかへ出かけ、普段の会議だけでは分かり合えないものを求めようというものでした。
今回の目的地は水族館。しかし、外国人ボランティア委員であるモンチアズールの職員1名とボランティア10名が、いざ出かけるとなっても上手くはいきません。まず、集合時間が朝の8時半だったのですが、結局みんなが集まったのは9時前。バスを乗り継ぎなかなかたどり着かないと思っていたら、バスを乗り間違えていたようで、普通なら1時間で着くところが再びバスに揺られ約3時間。ようやく目的地に着いた頃にはもうお昼前でした。
気を取り直してブラジルで一番大きいといわれる水族館に期待を膨らませて入り、日本の水族館で見るのとはまた違った魚が水槽の中を泳いでいました。案内人が1人付いてくれて、私たちは案内されながら奥へ奥へと進んでいくと、
4月11日に横浜でバイオグラフィー勉強会が開かれました。
当日は、モンチアズールでのボランティア経験者、またボランティアに挑戦しようと考えている人も集まりました。そのことで、つながりができ、情報交換ができ、非常に有意義だったと思います。
それでは勉強会の内容を。
まず、はじめに、たくさんの種類のポストカードから自分の直感を頼りに1枚を選びます。そして2人でペアを組み、そのポストカードを選んだ理由をペアの相手にゆっくり話していきます。
次に、全員が輪になり1人1人のポストカードを選んだ理由を、自己紹介がてら話していきました。
当たり前ですが、ポストカードを選ぶ理由は人それぞれです。カードから自分の今の気持ちを連想する人、性格を連想する人、未来を連想する人。他人の選んだ理由を聞くのは、非常に興味深かったです。
それが終わると、今度は絵を描いていきます
突然ですが、自分の一番最初の記憶ってみなさん覚えていますか?いつごろで、どんな記憶ですか。あるようでないような人が大半ではないでしょうか。
僕の最初の記憶は3、4歳の頃です。弟をお風呂に入れる母親を、1人で泣きながら待っている記憶があります。
ここでは、そんな記憶を頼りにしながら、自分が幼少期に遊んでいた一番古い記憶を絵にしていきます。
相変わらず絵を書くのは下手くそだなーと思いながら、何年ぶりかに使うクレヨンで書きすすめていきます。
そして、3人でグループになり、自分が書いた絵をもとに、そのとき何を思っていたか、何を考えていたか、どんな子供だったのか、今の自分とのつながりは何かを話していきます。
僕の場合は、プラレールという電車のおもちゃで遊んでいる絵を描きました。僕は、グループで話しているうちに、
一人で黙々と何かに没頭するのが好きだったなぁ...
母親がいないとすぐに不安になり、泣いてしまう...
人見知りが激しかった...
小学校1年のときは不登校になった...
そうやって、遊んでいたときの絵を頼りに話していくと、幼少期の記憶が少しずつよみがえってきました。「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、このときの記憶を掘り下げていくと、ぼんやりですが今の自分を形作る要素が見えてきます。
それは、突き詰めていくと光の部分であり、影の部分であり、認めたい部分であり、認めたくない部分なのかもしれない...
自分を振り返っていくのは、面白いですが、同時に怖いものでもあるような気がしたのは僕だけでしょうか。
ブラジルに到着して6日目の朝です。
初めまして。今回、ブラジル・サンパウロ市郊外の貧民街「ファベーラ・モンチアズール」で保育園建設プロジェクトと教育者、保護者に対する教育に関する啓発活動の現地スタッフとして活動させてもらうことになった福井俊紀(ふくいとしのり)です。
私は、2007年4月~2008年3月にも、モンチアズールを初めとするブラジルの各地で活動しました。そして、大学の3回生を終えた今、再びブラジルに戻り、約1年間の活動を始めたところです。
このブログを通して、こちらからモンチアズールやプロジェクトの模様、そしてブラジルのエネルギーを発信していこうと思っているので、どうぞよろしくお願いします。
さて、私にとって1年ぶりのブラジルですが、みなさん変わっていません。
バイオグラフィーの勉強会で、もう一つ興味深いことを教えてもらいました。
「ミラーリング」と言って、ある年代に起こったできごとが、ある年代になるとまた現れるのだそうです。
0歳→42歳
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7歳→35歳
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14歳→28歳
ちょうど21歳を境に、人生をパタンと折りたたんでしまったような感じです。
(実は42歳以降もミラーリングは続くのですが・・・)
でも別に、7歳の時に大病したからといって35歳にも大病を患うということではなくて、何らかの形でまた現れるということだそうです。
そこで、私たちがしたワークショップが・・・
画用紙に大きなVを描き、左上に0歳。 右上に42歳。 そしてVの一番下に21歳を書き込み、
自分たちの人生に起きたことを左側に、その時感じていた感情を右側に書き出してみました。
そうすると、対応している出来事とかが分かるんだそうです。
そこで、みんな机に向ってモクモクと自分の人生に起こった出来事を書き出していったのですが・・・
全然覚えていない・・・!(><)
時間がなかったってのもあるけど、小学生以前のとこが真っ白・・・!
断片的な記憶はあるけど、それがいつのことやらサーッパリ思い出せない。
でも一つだけ。なるほど!と思ったこと!
実は最近、やたらと犬が気になっています。
「人を癒すペットたちは本当に癒されているのか」というパンフレットをもらったのがきっかけなのですが、野良犬や飼いきれなくなった犬たちが保健所で殺処分をうけてることにひどく興味がいくようになりました。
前から気になっていた問題なのですが、最近特に。。。
そしたら、28歳の今と対応する14歳の頃の夢が「盲導犬の訓練士」になることだったのを思い出しました。
形は違うけれども、犬つながり。
ミラーリングなのですかね。。。?
勉強会が終わったあと、参加された方が
「いや~自分の人生なんて振り返ることなんてなかったし、まして他人に語るなんてなかったからおもしろかったわ!」と言っていました。
確かに自分の人生をコツコツ年表にするなんてあんまりないし(笑)
他人に話すことで、セラピー効果もあったりして☆
こうやって何かの機会に、自分の人生を振り返って形にしてみるっていいかもしれません☆
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