セメント流し

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保育園建設は、1階と2階部分の壁をつなげる骨組み部分のコンク
リート流しが終わったところです。
タンクローリーとポンプ車をつないで、そのポンプ車からすごく
頑丈で太いコンクリート用のホースをひいて、コンクリートを流
します。
この作業がなかなか大変で、ホース内にコンクリートがつまった
りなど、いつも問題が連発します。
でも、大変な作業だけに、現場の職人たちはいつも以上に声をか
け合って頑張ってくれました。

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私事ですが、昨日10年ぶりくらいに歯科医に行きました。モンチ
アズールコミュニティ協会が運営するファベーラ(スラム街)内
の診療所の中の歯科医です。

診てもらった歯科医の方が非常に愛想のよく、ユニークな方だっ
たのでなんだか心が温まりました。

20091002
TOSHI

保育園建設中盤

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少し休暇をとっていたため、モンチ・アズールをしばし離れていました。ブログを見てくださっているみなさま。更新が遅くなってごめんなさい。

現在、保育園建設は中盤を迎えています。ブロックを積み上げていく職人さんの巧みな手さばきには見とれてしまいます。壁の高さは1回部分天井までのぼり、建設現場は迷路みたいです。


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2009年9月17日
TOSHI

モンチアズール濃縮1週間

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昨日の朝4人のブラジルスタディーツアー参加者がサンパウロか
らセアラ州カノア・ケブラーダに向けて出発しました。彼らが滞
在していたモンチ・アズールのリンダウバさん宅はなんだかスッ
キリしました。


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出発のとき

確か2年前にも同じようなシーンがあったような。
大輔さんが7名ほどの学生を連れてブラジルにやってきたときだ
ったかな。彼らが3日ほどモンチ・アズールに滞在した後、カノ
ア・ケブラーダに向けて出発しようという時、私も一緒に行きた
くてしかたがなかった。だが、当時モンチ・アズールでボランテ
ィア活動中だった私は、リンダウバさんにいくら頼んでも行かし
てもらうことができず、すごく残念な思いをしたのを覚えている


だが今回は、みんなを気持ちよく送り出せた。彼らと過ごしたモ
ンチ・アズールでの1週間はすごくよかった。どうよかったかっ
て?一言で言うなら、私の今までのモンチ・アズール体験を濃縮
したような1週間ってとこかな。

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パン屋でボランティア体験


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木工所でお手伝い


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託児所のペンキ塗り


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保育園建設プロジェクトの現場作業も手伝ってくれました。

ブラジル人青年達と本気でサッカーしたり、モンチの職員の方々
に焼きそばをふるまったり。

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特に金曜日のインテグラサン(モンチアズール全体集会)は最高
だったね。モンチ職員200人の前に日本人が3度も登場して、言葉
が話せないのに笑いの的だった。そのおかげかどうかわかんない
けど、モンチアズール創始者ウテ・クレーマーさんに招待されて
、彼女の家でお話を聞かせてもらうことができた。

サヨナラパーティーは久しぶりにリンダウバさんの家にみんなを
招いて、BBQ、寿司などの料理と、冷蔵庫に入りきらないほどの
ビールで盛り上がった。

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ずっと気持ちが高ぶっていたし、少し欲張りぎみのスケジュール
だったから終盤は疲れぎみだったかな。でも1週間思う存分やり
きった気持ちでいっぱいです。


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みんなで食べる本場のシュハスコはうまかったなぁ。

20090817
TOSHI

基礎工事完了。

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今日は建物の土台部分となる基礎工事の締めくくり作業です。
組み立てた鉄材を設置した溝にセメントを流し込んでいきます。

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朝7時に開始したものの、問題多発で結局昼食抜きで、セメント
を流し終わったのは夕方5時でした。

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セメントがうまくパイプを通らない。

でもみんなセメントまみれになって頑張ってくれまし
た。


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尚、今回の基礎工事のためのセメントはセメントタンク車3台分
。その全てのセメントはファベーラ・モンチアズールの向かいに
あるセメント会社から寄付として提供していただきました。


20090815
TOSHI

しょーのブラジル日記

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8月8日。日本からはるばる学生の3名がブラジルに到着しました。


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スタディーツアー参加者。左からひでお、しょー、こうへい。
右はモンチアズールボランティア中のそうご。ペイーニャにて。


彼らは私の同級生であり、大学で国際協力・国際理解を学んでお
り、その中でもブラジルにとても関心があるそうです。大学の夏
休みを利用して、サンパウロのモンチアズールで1週間、セアラ州
カノア・ケブラーダにて1ヶ月間のスタディーツアーを企画して、
やってきました。

今日はそのスタディーツアーの3日目。企画者の信広翔くん(しょー)
に現状をブログを書いてもらうことにしました。

以下、しょー君のブラジル日記をお楽しみください。

20090811
TOSHI

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初めまして。関西大学商学部4年の、信広翔と申します。
今回、同大学の福井を通じてこのような日記を書かせていただく
機会をいただけたこと、心より感謝いたします。
拙い文章ですが、時間のある方は最後までお付き合いしていただ
けたらと思います。


2009年8月8日。待ちに待ったブラジルに、ついに到着しました。
カノアケブラーダへのスタディーツアーの一環として、現在はモ
ンチアズールに滞在しています。


DSCF9149.JPG
同級生と久しぶりの再会を果たし、喜ぶそうご(左)とTOSHI(右)。
ブラジルではじめての食事はブラジル名物「フェイジョアーダ」


到着したのが週末だったため、初日は宿泊先のリンダウバ家でゆ
っくり過ごし、日曜日はリンダウバ家の家族と一緒にサンパウロ
観光に出かけることに。
セントロやリベルダージを回ったのですが、大聖堂などはもちろ
んのこと、道一つにしても雰囲気や建物など日本では決して見る
ことのできないようなものばかり。どこに行っても見る景色は新
鮮で、全てが強烈な印象として残りました。


DSCF9175.JPG
大聖堂の前で。右から2番目は案内人のハファエロ。
ほりが深くて目が見えていない。


この日の夜は、サンパウロFCのホーム「モルンビスタジアム」で
サッカーを観戦。スタジアム内には凄まじい熱気が漂っており、
ただそこにいるだけで鼓動が高くなる。
腹の底から「ウーッ」と声を出して応援するサンパウロFCのファ
ンの目は、選手の一つ一つのプレーに激しく一喜一憂しており、
ブラジルの文化の一つでもあるサッカーというものの影響の強さ
を強く感じることになりました。


DSCF9217.JPG
きれいに撮れたね。モルンビスタジアム。


ちなみにサッカー観戦に行く際、カノアからモンチアズールに1年
間研修に来ている教育者フラビアーニと娘イザベウに再会。約1年
ぶりだったけど、リンダウバ家でイザベウが僕を見つけて

「しょー!!」

と笑顔で抱きついてきた時は、本当に嬉しかったです。
「ブラジルに来てよかった。」と心から思えた瞬間でした。


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一番前の少女がイザベウ。


月曜からはモンチアズールのファベーラ内を見て回りました。
そこでは、古くからモンチアズールに関わってきたエバさんとお
話する機会があり、そのことが今の自分における価値観を広げる
こととなりました。

「私は21歳まで自分のためだけに生きてきた。でも、このモンチ
アズールで『働く』ということを通して、多くの人を知ることに
なり、相手や組織、自然、そして自分を尊敬するということを学
んだよ。」

「エバさんにとって働くって何ですか?」

「生み出すことよ。創造すること。」

働くことは生活の基盤であり、またそれは何かを生み出すことで
ある。自分のした仕事とは、自分が生み出したことの成果であり、
それが他人に認められてこそ自分を尊敬できる。
自分だけのため、自分の考えだけでは仕事はうまくいかないもの
だし、形式的に仕事をしていても何も生み出さないのだ。


僕を含め、20代前半の若者が「働く」ということを意識し始める
のはごく当然のことかと思う。「働くとは何か」という難題を考
えるにあたって、エバさんの言葉は、今後一つの大きなヒントに
なるのかもしれない。


本をたくさん読んで得る知識や知恵なども大切だが、人生経験が
豊富な人に話を聞くということは、人間としてとても学べる部分
が多いです。一つ一つの言葉でも、重みや深みが違う。だからこ
そ、これからのブラジル生活においても人との出会いは大事にし
ていきたいと思います。


さて、毎夜のことながら、スタディーツアーに参加している学生
達とはミーティングをして、自分達の改善点や評価点などを話し
合っています。(20前後の学生が5人もいるので、当然色んな話
も入り混じりますが・・・)

慣れない生活からか、僕を含め学生はミーティング終了時には疲
れがピークに達し、ベットに倒れこんでうつ伏せのまま眠り込ん
でしまうことばかりです。眠気があまりない子は、ビールやカイ
ピリーニャを飲みながら、色んなことを話して楽しい時間を過ご
します。
そんなこんなで、毎日充実した日々を過ごしています。


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まだブラジルでの生活は始まったばかりですが、これからも日本
の裏側での限られた貴重な時間を有意義に使い、それが自分にと
ってかけがえのないものとなるよう、後悔のないように日々考え、
行動し続けたいと思います。


それでは皆さん、最後まで付き合ってくださってありがとうござ
いました。このような機会を得られたことに感謝します。

2009年8月11日
関西大学商学部4年
信広翔

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